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コラム:サイディングボードって?

お知らせ外壁塗装

外壁サイディングとは。

                                        

サイディング(またはサイディングボード)は外壁に張る仕上げ用の建材を指します。
従来は砂とセメント・水を混ぜて作ったモルタルで外壁の仕上げを行うのが一般的でしたが、サイディングであれば外壁に沿って張り付けるだけで仕上がるため、工数や費用が比較的抑えられ現在では一般的な方法となりました。

サイディングには素材が4種類あり、ガルバニウム鋼板やステレンス鋼板を加工した金属系、セメントと繊維が原料の窯業系、天然の木材に塗装した木質系、樹脂を成型した樹脂系があります。

このうち、日本では窯業系サイディングが大きなシェアを占めており、耐震性が高く、タイルやレンガ、木目調などデザインの種類が豊富で、塗装によるカラーリングも可能な点が特徴です。
金属系サイディングや木質系サイディングも、窯業系サイディングと同様にデザインやカラーバリエーションが豊富で、素材そのものの良さを生かしたサイディングです。
窯業系サイディングに比べてシェアは小さいですが、一定の人気があります。
一方、樹脂系サイディングは欧米では人気があるものの、日本のシェア率は1%程度で、取り扱う業者は多くありません。

                                        

外壁サイディングのメリット・デメリット

外壁サイディングのメリット・デメリットはそれぞれ以下の通りです。

メリット
・モルタルに比べコストを抑えられる
・工期が短い
・デザインが豊富
・材質により特性を付与できる

デメリット
・耐水性が弱い
・熱を蓄積する
・コーキングの手入れが必要

                                       

メリット

外壁サイディングの大きなメリットは、抜群のコストパフォーマンスの良さです。
以前に主流だったモルタルでは、おおよそ2週間から1ヶ月程度と工事に長い期間を要し、それに伴って人件費も高くなりがちでした。
しかし、外壁サイディングでは塗装済みのサイディングを張り合わせるだけで、サイディングの材料費も安価なため、工数・人件費・材料費をそれぞれ最小限に抑えられます。

ほかにも、高度な技術を要しないことから、業者によって仕上がりが左右されにくい点もメリットのひとつです。
デザインもレンガや木目調など豊富で、材質によって特性が異なることから選択肢が多いことも魅力です。

                                       

デメリット

外壁サイディングのデメリットは、耐水性が乏しい点です。
サイディングでは経年劣化により防水機能が低下するため、内部に水が入り込むと建物内部にまで広がる可能性があります。
特に、サイディングのつなぎ目(目地)のコーキングは雨や紫外線により劣化しやすく、亀裂が入ってしまうことも少なくありません。
そのため外壁サイディングでは、コーキングを中心に5~10年程度の周期で定期的なメンテナンスが必要です。

そのほか、シェア率が高い窯業系サイディングは、熱を蓄積する特徴があるため、室温が上昇しやすくなります。
そのため、遮熱材や断熱材を使って温度対策を行う必要がありますが、外気温の影響は完全には避けることは難しいです。

                                       

外壁サイディングの種類と特長

外壁サイディングの種類には以下の4つがあります。

・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・木質系サイディング
・樹脂系サイディング

それぞれの特徴について説明していきます。

                                        

①窯業系サイディング

外壁サイディングの中で、もっともシェア率が大きいのが窯業系サイディングです。
窯業サイディングは主成分であるセメントに補強用の繊維質を混ぜて成型し、高温で焼きつけて作られます。

セメントへ混ぜられる繊維質には木繊維やパルプ、合成繊維、ケイ酸カルシウムなどさまざまな種類があり、混ぜる素材によってサイディングの特性が変化します。
耐久性に優れていて、選べる色や形状の種類が豊富なのが大きな特徴です。
前述したように熱を溜め込む性質がありますが耐火性に優れており防火構造認定製品にも認定されています。

                                        

②金属系サイディング

金属系サイディングは、窯業系サイディングの次に多く採用されている外壁サイディングです。
アルミ亜鉛合金を施したガルバリウム鋼板やアルミ鋼板、ステンレス鋼板の芯材に断熱材を張って製造されており、ひび割れに強く、防水性、耐久性および耐震性が高いというメリットを持っています。
また、重ね張りによって手軽にメンテナンスが可能です。

一方で比較的コストが高く、塗装の防水機能が低下し水に触れるとサビが生じる可能性がある点がネックです。排気ガスや塩分によってもサビができやすく、特に海岸地域においては塩害により激しく腐食することがあります。

 

③木質系サイディング

木質系サイディングは、レッドウッド、シダーや杉といったさまざまな木材を使用して作られるサイディングです。
価格は外壁サイディングの中でもっとも高く、施工にある程度の技術を要するため、対応できる業者も限られます。

断熱性の高さや木ならではの風合い、ぬくもりが感じられる一方、経年劣化やコケ、カビの発生、耐水性の低さおよび耐久性の短さから、ほかに比べ施工数は少ないです。
特に耐水性の低さによりサイディングが腐食するリスクは大きいため、5~7年程度の間隔でメンテナンスを行うことが推奨されます。
また、シロアリの被害に遭いやすいことにも注意が必要です。

 

④樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、プラスチックのひとつである塩化ビニル樹脂を原料としたサイディングです。
主に欧米で多く普及しているサイディングですが、日本においては4種類の外壁サイディングの中でもっともマイナーで、そのシェア率は1%と低いです。
とはいえ、耐水性が高く、浸水した水分の凍結による膨張で引き起こされる凍害も起こりづらいため、北海道や東北などの寒冷地での採用が多い特徴があります。
また、つなぎ目がないものはコーキングが不要で、メンテナンス周期は10年以上と長く耐久性に優れている点も魅力のひとつです。

一方で、樹脂系サイディングは生産量そのものが少ないため、デザインや色のバリエーションはほかのサイディングに比べて劣ります。
また、取り扱う業者が少ないため、業者選びにも苦労するでしょう。

 

劣化するとどうなる?

サイディングが紫外線や経年により劣化が進むと、塗膜の色褪せやカビ、コケ。チョーキング現象と呼ばれる、表面をこすると手に塗料の色が付着する現象が発生します。そのまま劣化が進むとサイディングが反り返ったり、ひび割れ、最悪の場合欠落や剥がれに繋がります。

そうなる前に、外壁の塗装によるメンテナンスが必要です。

 

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